Our Job 01

アーバンプランテックの測量

街なかや空き地などで、三脚に乗せた機械を覗き込んでなにやら作業をしている人を見たことはないでしょうか。あれが「測量」。新しく建物を立てたり、インフラを整備したりする土地の広さや高さなどを測る作業です。

都市開発はもっとも規模の大きなものづくりとも呼ばれます。建物の設計や実際の工事、法的な手続きなどさまざまなプロセスから成る事業ですが、測量はその最初の一歩。すべての礎となる、とても大切な作業です。土地の広さや高さを正確に把握しなければ図面も描けませんし、工事のコストを算出することもできません。アーバンプランテック測量部では、作業の正確さはもちろんのこと、住民の方々の「安心」を第一とした測量業務を行っています。

Interview

社員インタビュー

Profile

  • 名前:豊島 道生
  • 肩書:技術部測量次長
  • 入社:2005年8月
  • 所持資格:測量士
  • 業務内容:測量、現場工程管理、パートナー企業との業務調整

測量とは人の財産を
“お預かり”すること
コミュニケーションを重視して
安心と信頼の徹底を

私が仕事で一番大切にしているのは地権者さんへの挨拶です。測量開始や立合の依頼をする際には笑顔で訪問することを心がけています。地権者さんから昔の話を聞いたり、仕事とは関係のないような世間話をさせていただき、地権者さんとの距離を縮められるよう努力しています。

アーバンプランテックが推進するプロジェクトは数十から100ヘクタール(東京ドーム約21個分)以上の規模の大きな開発が中心となり、そうしたプロジェクトでは測量に携わる人員も膨大になります。そのためパートナー企業の協力のもと測量を進めるケースも多くあります。私は弊社の全プロジェクトの測量を管理する立場にありますが、現場の進捗を把握するため、また地権者さんにお会いするため、すべての現場に赴きます。

自分の土地が都市開発の対象になるというのは人生で何度もあるわけではありません。わからないことも多いはずですし、土地の価値にも影響が出るため、不安を抱かれる方もいらっしゃいます。

だからこそコミュニケーションを大切に

人の土地を測量するということは、一時的にとはいえ、その人の財産をお預かりすることだと考えます。間違いは決して許されませんし、相手の人柄や地域に対する想いを知らなければ、いい仕事はできないと思っています。ある意味で、測量士は都市開発がもたらす変化をもっとも間近で目の当たりにする人間のひとりかもしれません。

例えば2016年に完成した千葉県柏市沼南中央地区。2005年に私が初めて測量で足を踏み入れたとき、ここには鬱蒼とした雑木林が広がっていました。

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人々の笑顔の「礎」を目指して

しかし現在は道路が通り、お店が軒を連ね、大勢の人が笑顔で行き交う「街」になっている。新たな暮らしやコミュニティ、ビジネスが新たな街のなかでいっせいに芽吹いたかのようでした。

最初に現場に足を踏み入れた人間だからこそ、そうした営みのかけがえのなさを強く感じるのかもしれません。そして、プロジェクト全体でみれば私の貢献はごく小さなものですが、人々の笑顔の礎に、私の関わった測量があることを思うとしみじみとした喜びを覚えるのです。

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